設計思想Thought
私たちは住宅建築による現代の豊かさを考えます。
木を植えましょう
何年か経てば、木漏れ日をつくり夏の日差しを和らげてくれます。
落ち葉は土になり、新たな緑の下地となります。
アスファルトと無味乾燥なコンクリートでできた窮屈な町の一角に、緑で囲まれた小さな家を立てる。
家は街のオアシスになります。
木に囲まれた自然素材の家。
これが私たちの理想です。
小さく作りましょう
小さく作ることは、そのままエコロジーに繋がります。
建築によるカーボンコストを減らすのはもちろん、気積の小さい空間なら効率よく空気をコントロールできます。
暑い、寒いを我慢してはいけません。
家が病気の原因とならないように。
土地に寄り添って暮らしましょう
大阪、京都、奈良、兵庫には豊かな歴史的文化がたくさん残っています。
街道の目印、鐘馗さん、石畳に垣根・・・。
家と外の間に曖昧な(中間的な)空間を自然に作ること。
そして、先人の知恵である「足るを知る」こと。
心の片隅に「昔」を少しでも置くことができたら、日々の暮らしが豊かになるでしょう。
安心して暮らしましょう
大きな自然災害が何度も日本を襲いました。
家は安心して暮らすものであって、シェルターでなければなりません。
構造的に安全な家を作ること。
形はシンプルに。木造建築は間取りがそのまま構造になります。
何ごともバランスが肝心。
家を作るということは、そのまま暮らしを作るということです。
これら4つの項目を基本と考えて、住まわれる方が持つ想いを取り入れる設計こそが「上質な暮らし」と考えます。
この想いを次の世代へつなぐ、住まいの設計を続けてまいります。
2025年1月11日
有限会社ダイシンビルド 設計部一同