住まいやすいとはどういう空間を指すのか。
感覚を表す言葉の答えが見つかるような素敵な住まいの完成見学会を開催いたします。
無駄が無く、家族が心地よく暮らせる空間に仕上りそうな2026神戸市の家。
住まい手さんと、建築士と職人が作り上げた、安らげる住まいをぜひご体感ください。
※建築士酒井敬洋設計「2018堺市の家」より
※建築士酒井敬洋設計「2018堺市の家」より延べ面積 86㎡(26坪)のコンパクトなお家です。
外壁は、正面にそとん壁(シラス壁)を採用して優しい雰囲気を出し、
残りの3面はメンテナンス性を重視してガルバリウム鋼板に。
見た目の心地よさと実用性のバランスを大切にした、ナチュラルな外観になっています。
延べ床面積:86㎡
工法:伝統工法
設計:酒井敬洋
無駄を省き、コンパクトな空間に家族で過ごす安心感と、
個人の空間を重視する心地の良さを詰め込んだプランをご体感いただけます。
関西、特に阪神間や京都エリアでは、大きな土地を望むことは非常に困難です。
価格の面は勿論、そもそも土地が売りに出されること自体とても少ないのが現状です。
そんな中で住まい手さんが出会えた神戸市灘区の土地。
家族が暮らしやすい土地に、
酒井が得意とする無駄を省いたプランで、家族全員が住まいやすいお家がついに出来上がります。
小さな隙間迄すべて活かしきる酒井のプランづくりは、これから家づくりを行う方のお役にたてるはずです。
ぜひご体感ください。

家が真南を向いているわけではないのですが、いちばん気持ちよく景色がひらける南東を大切にしています。南東方向なので晴れた冬は、低い日差しが朝からしっかり室内に届き、自然の力だけで家の中がとてもあたたかくなります。

延床86㎡のコンパクトな家ですが、ちゃんと4つの個室を確保して、みんなが気持ちよく過ごせるようにしました。大きな吹抜けを作らず、その分ひとつひとつの部屋の広さを優先。将来は1階だけで生活を完結できるので、長く安心して暮らせます。

道路との高低差は、高基礎にせずに“敷地の傾斜”をそのまま活かすことで、余計なコストをカットしました。その結果生まれた道路側のスペースには植栽帯をつくり、外から見てもやわらかく、街並みにすっと馴染む表情に仕上げています。
お客様からご要望いただいた「個室の広さを確保したい」という点と、住まい全体の開放感をどう両立させるかが今回のテーマでした。
敷地を初めて訪れたとき、南東方向へすっと視線が抜けていく心地よさが強く印象に残りました。
その魅力を住まいの中でも感じられるように、窓の位置を考慮しそこに家の中心となるLDKを配置しました。
それぞれの個室に必要な大きさを確保しつつ、共有部分であるLDKに小さな吹抜けを設けてリビング内階段をストリップ階段にすることで解放感を演出しています。
エントランスまわりに設けた植栽は、これから少しずつ育ち、道ゆく人にも緑の心地よさを届けてくれるはずです。
この家が、ご家族にとって快適であると同時に、街にもやさしい景色を添える存在になればうれしく思います。