高断熱住宅について

2月6日、7日の高断熱住宅の見学会メールで

ご予約頂き有難うございます。

それと、よく質問がありますので見学会までに

代表的な質問を、ブログで書くようにします。

 

まず、外張り断熱(外断熱)と充填断熱(内断熱)の

どちらがいいのか?本当によく聞かれる質問です。

 

ここでは、自分の独断で書きますが、

両方の施工経験もありその後、施主さんの意見も

聞いていますが答えはどちらでもいいと思います。

そもそも、この話題は断熱材メーカー(住宅メーカー)

の売り文句的な要素が多くはっきりいって断熱に関して

少しでも勉強した人にとっては、議論にもならない話です。

断熱材は、熱伝導率の問題ですので3から4地域(西日本の

ほとんどの地域)で熱抵抗値が充填断熱で2.2

外張り断熱で1.7と規定されています。(壁)この基準に合わすと

熱伝導率     断熱材の厚み(ミリ)

高性能16Kグラスウール  0.038      85 充填断熱

セルロースファイバー    0.04       90 充填断熱

押出しポリスチレンフォーム 0.028      50 外張り断熱

フェノールフォーム     0.022      40 外張り断熱

 

代表的な断熱材を充填断熱と外張り断熱で書きました。

次世代省エネルギーの基準でいくと断熱材の種類により、

同じ断熱性能でも厚みが違うのが分かって頂けると思います。

コストや家のデザインで使い分ければいいと思います。

 

おそらく、近い将来もっと断熱性能を上げため

充填断熱+外張り断熱(付加断熱)の形になるかもしれません。

新住協の北海道や東北地方は既に始めています。(一部西日本も)

そうなるとこのどちらがいい、なんてつまらない話しはなくなるでしょう。

 

それより、どちらの断熱材を使ってもしっかり設計・施工しないと

結果はでません。現場の問題のほうが大きいと思います。

たんに断熱材を入れるだけではあったかい家にはならないのです。

これは、設計者と施工する人の意識の違いで変わると思います。

 

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