岐阜県恵那 研修 高断熱編!!

先日の水・木に研修で岐阜県恵那市に行ってきました。

NPO法人 新住協の理事を務めてる金子建築工業の

金子さんの所へ住宅長期支援センターさんと

新住協 関西のメンバーで行きました。

 

以前からどうしても行きたい場所でしたので

休日を返上しての研修です。

2013.724 (20).JPGモデルハウスです。

2013.724 (3).JPG同じ敷地に2棟建っています。

6畳用エアコンで約40坪の家を快適にします。

ここでの実測は東大の前教授と一緒にされています。

秘密は壁の内部です。断熱+土壁です。

2013.724 (14).JPG外部から

外部の仕上げ材、付加断熱材グラスウール、構造用合板

壁内部に充填断熱(ネオマフォーム)、土壁です。

断熱の仕様としては付加断熱がされてます。

2013.724 (15).JPG内部も塗り壁で仕上げます。

土壁なので熱容量が違います。そこで現場へ

2013.724 (22).JPG大工さんが作業をしてました。壁が土壁で柱が見える真壁になってます。

2013.724 (24).JPG屋根断熱と気密シートです。ここにもう一段と付加断熱

2013.724 (27).JPG丁寧な仕事がよく分かります。

以前から熱容量を大きくするとゆっくりと温度の変化がなり

夏場も冬場も一定の温熱環境になるのは分かっていました。

しかし、今の時代に土壁をするとコストも上がりので

とても大阪では現実的ではないのですが

ここではこの方法を取ってます。

 

伝統的な土壁が実は一番、温熱的に環境がいいのは

少し勉強した人達は皆知ってます。

でも、実践をしてる人は私の知るかぎりではここだけです。

断熱が無く(少なく)で土壁をやられてる人は知ってますが・・・

 

今回はこの熱容量を考えるために行きました。

やっぱり「百聞は一見に如かず」で本当に勉強になりました。

そして金子さんの言葉ですが

「岐阜の恵那では、

このやり方が一番冷暖房費も落ちて

省エネになって良いですが、

関西では関西の気候に合わせて考えないとダメですよ」

 

その通りです。

同じ仕様でのシミレショーンをすると関西では冷房費が

上がるようになっていました。

「工務店なのでその地域に合った家を建てる」

これが一番です。

こんな家を見るともっと頑張って勉強しようと純粋に思います。

 

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