準防火地域の窓!!

今日は連休の真中ですが事務所でお仕事です。
午前中に一件打合せがあり、
午後からは木工事が始まる西成 A様の
照明計画やサッシの確認をしてました。
事務所の中は今日は一人で静かで
集中して仕事が出来ました。
A様邸は大阪市内なのでもちろん準防火地域です。
ここで厄介なのはサッシです。

こんな感じに延焼ラインがあります。
1階で隣地境界線、道路中心線から3m
2階で5mです。
これ以上離れて建てる事が出来ると防火サッシを
使わなくてすみます。
今回は大阪市内でそんな大きな土地があるわけがないです。
防火になると・・・

YKKさん、LIXILさんともに防火窓です。
見た目の違いはガラスに網が入ります。
若しくはシャッターが付きます。
そして今年から始まった
個別認定なので恐ろしく高値になってます。
そして網入りの窓のほうが高くなってます。
YKK 防火窓で掃出し窓(W1640H2030)
シャッター付透明窓で定価が239,500円
網入り透明ガラス窓で定価が313,100円です。
その差額が73,600円です。
ちなみに今話題の樹脂サッシAPW331なら
Low-E複層ガラスが入って定価で111,100円です。
ここまで違うと行政にどうして準防火地域に
するのか問いたいと思うくらいです。
大阪府内はもうほとんど準防火地域になってきてます。
広い土地があると初めの写真みたいに出来ますが
それはほぼムリです。
意味のない準防火地域の拡大はホントやめて欲しいですね。

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